本日7月1日で、開院二周年となりました!!
この二年間、トラブルなく多くの患者さんに“安心・信頼の医療” を提供できたことは、お世話になっている皆さまのおかげであります。本当にありがとうございました。
三年目もスタッフ一同頑張って参りますので、よろしくお願いします!
二周年にあわせて、新しいポスターを2枚作成しました。
当クリニックでは、これまでも皆さまにお伝えしたい内容をポスターにして、外を歩いている方から見えるように貼り出しています。
1枚目は大腸がんに関して。
臓器別がん死亡者数では、大腸がん女性第1位、男性第3位です。
臓器別がん死亡者数(2013年統計)
◎男性 | ◎女性 |
第1位:肺がん | 第1位:大腸がん |
第2位:胃がん | 第2位:肺がん |
第3位:大腸がん | 第3位:胃がん |
これだと“大腸がん=死に至る疾患” と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。早期診断で治療経過が良いことが知られています。進行度によりステージ0~Ⅳと5段階に分けられますが、ステージⅠまでは90%以上の治癒率となります。
つまり、早期診断が大切!!ということです。
また早い段階で発見できると、内視鏡手術など体に負担の少ない治療の可能になります。
当院でもこの二年間の大腸内視鏡検査で約10人の大腸がん患者さんが見つかりました。若い人は40歳代からご年配の人は80歳代まで。この全員が紹介先の病院で手術をうけ今も元気に生活されています。
少しおなかの調子が悪い、健診の便検査で陽性となったなど、早いタイミングでの大腸内視鏡検査をお勧めします。
2枚目はパーキンソン病に関して。
パーキンソン病はご存知の通り、脳の病気です。初期の症状は歩行障害(歩きにくい・歩幅が狭くなる)や手の震えなどがあります。しかし医療機関に受診せず放置されていることも少なくありません。
しかしパーキンソン病は、早期からの治療がとても重要です。以前“治療開始を遅らせた方がいい”という時代もありましたが、現在は症状の進行を抑えるための早期治療を推奨されています。
当院でも、多くのパーキンソン病患者さんの診療を行っています。院長の専門領域であり、クリニックで第一線の治療が可能です。症状が進行すると一時的に入院が必要になることもありますが、連携医療機関への入院対応は可能ですのでご安心ください。
このようなポスターをはじめ、パンフレットやWeb等を利用し、今年は更なる情報発信をしていきたいと思います!
今年も頑張ります!!