今年もインフルエンザワクチンの時期がやってきました。
ただ、例年と異なることとして、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大があります。熱が出た→コロナ?、、、心配になりますよね。
このため、多くの人が“発熱する病気になりたくない!と、思われているでしょう。よって、インフルエンザワクチンを希望される方は、例年より多いと考えられます。
マスコミでも報道されているとおり、今年のインフルエンザワクチンに関して、厚生労働省より以下のような通知が来ています。
>「インフルエンザワクチン接種時期ご協力のおねがい 厚生労働省(PDF)」
内容は、10月1日~26日までは65歳以上の高齢者に接種。10月26日以降に、医療従事者・基礎疾患のある方・妊婦・小学2年生までの子供を優先的に接種してください、というものです。皆様も特別な事情がなければ、これにご協力いただければと思います。
ただし、実際には年齢以外の要因(抱えている疾患や治療薬など)で早期のワクチン接種を必要としている方、社会的な都合で10月上旬でないと来院出来ない方など、個々でいろんな事情があると思います。
また厚生労働省の通知のなかにも、“お示しした日程(10月26日)はあくまで目安であり、前後があっても接種を妨げるものではありません。”との記載があります。
このため、当院では10月1日から特に年齢等の制限はせず、来ていただいた方に順々に接種させていただきます。また例年通り、予約なしで行います。
予約制ではありませんので、ワクチンの取り置き等もいたしません。
希望者が多く、もし一度に多くの方がご来院された場合は(待合室に入らない状況の場合)は、ご来院者に外でお待ちいただく、もしくは時間をずらして来ていただく可能性はございます。その場合は、当日に限り、ワクチンの取り置きをさせていただきます。
一方で、午後4時(16時)以降は混雑することが比較的少ないので、この時間でのご来院をご検討ください。
尚、ワクチンの在庫がない場合は接種できません。在庫の情報は、ホームページのクリニックからのお知らせに掲示、もしくは入口のコルクボードに掲示いたします。不明の場合は、当院受付まで電話などでお問合せ下さい。
またインフルエンザワクチンの受付時間を下記の様に設定いたします。
受付時間は午前診療12時まで 午後診療18時15分までとなります
12時―13時、18時15分以降は受付できません。
午前中に関しては、現在12時30分-13時に、発熱や風邪症状のある患者さん(新型コロナも鑑別)の診療をおこなっております。12時までの受付は、ワクチンの方がこの時間にかからないようにするためです。
一方、午後に関しては、18時15分までにお願いします。どうしても18時15分過ぎの受付に間に合わない。という方は、事前にワクチンの問診表を記載されてきている場合に限り、受付18時30分までとします。問診表は受付にありますので、事前に取りに来てください。
もしくはホームページから以下をダウンロード・プリントしていただき、記入してご持参ください。
また、未成年者でワクチン希望の来院は、下記を必ず守ってください。
中学生以下の方は、家族同伴でご来院ください。
高校生の方は、家族同伴もしくは事前に問診表に保護者のサインがある場合に接種します。
接種の期間、接種内容および費用などは下記の通りとなりますので、ご参照ください。
◎接種実施期間
令和2年10月1日〜令和3年1月30日(在庫なくなり次第終了します)
◎接種用量・回数と費用(税込)
年齢 | 用量 | 回数 | 費用 | 費用(助成ありの場合) |
3-12歳 | 0.5ml | 2回 *1 | 3,900円/1回 | 2,900円/1回 *2 |
13-15歳 中学生まで |
0.5ml | 1回 | 3,900円/1回 | 2,900円/1回 *2 |
16歳以上-成人 | 0.5ml | 1回 | 3,900円/1回 | |
65歳以上 | 0.5ml | 1回 | 3,900円/1回 | 接種票の通り *3 |
*1 3-12歳の子供は2回接種です。およそ2〜4週間の間隔をおいて注射します。
*2世田谷区・子どもインフルエンザ予防接種助成 中学生まで
接種1回あたり、1000円を助成されます。受付方法:受付時に、住所と生年月日が確認できるもの(健康保険証、乳幼児医療証、子ども医療証)を、提示して下さい。当クリニックに世田谷区からの“助成券”がありますので、当日必要事項を記入して提出していただきます。
2回接種は、1回目接種時に12歳以下の場合、2回目が13歳でも助成があります。
*3 世田谷区及び23区内・65歳以上インフルエンザ予防接種助成
“接種票”がそれぞれの区から送付されますので、それに記入し持参の上、お越し下さい。世田谷区以外の23区内在住の方もご利用できます。
感染症は、インフルエンザも新型コロナウイスル(COVID-19)も予防が大切です。ワクチン接種にくわえて、手洗い、マスクの着用、三密をさけるなど、感染予防を継続してください。これらは、ワクチンと同等の予防効果が期待できます。
我々皆で、この難局を乗り越えていきましょう!!