当院は、消化器内視鏡専門医(胃カメラ・大腸カメラのスペシャリスト)である
女性医師・副院長が、検査を行います。
副院長は、消化器内視鏡分野でも極めて評価の高い「虎の門病院」で研鑽を積みました。
● 上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査について
胃がんは、日本のがん死亡原因第3位(2022年)。
胃がんの原因といわれるヘリコバクターピロリ菌の治療の普及により、患者数は徐々に減少していますが、まだまだ定期的な検査で発見されることが多い疾患です。
早期に診断すればするほど、根治する可能性も高くなります。
胃がんの検査は、胃カメラがとても効果的です。
- 1.当院は、苦痛の少ない鼻からも挿入できる通常より細い胃内視鏡機器(経鼻内視鏡)を使用しており、さらに消化器内視鏡専門医の高い技術により、苦痛の少ない検査が行えます。
実際には、鼻や喉に局所麻酔を行います。鼻から挿入する場合は、喉の違和感がかなり軽減され、楽に検査を受けられます。鼻からの挿入が苦手な方は、口からでも可能です。
鼻や喉の麻酔だけでは、ご心配な方は、静脈麻酔を使用しすこし眠たくなる状態で検査をすることも可能ですので、ご相談ください。(静脈麻酔を使った場合は、検査後少しぼーっとした感覚が残ることがあります。このため検査当日は、自動車や自転車等の運転は控えていただきます。) - 2.胃カメラは、内視鏡のモニター画面に映された画像をみながら診断します。
当院の副院長は消化器内視鏡学会が認定する専門医として、画像の的確な評価、病変の早期発見に努めていきます。 - 3.胃カメラは食道・胃・十二指腸の観察・評価を行います。
代替検査としてバリウム検査がありますが、胃カメラはより微細な観察が可能であり、バリウム検査では出来ない生検(病理組織検査)を行えます。結果、病変が癌かどうかなど、より正確な診断が可能となります。
また潰瘍や逆流性食道炎などもバリウムより正確な診断が行えます。
上部消化管内視鏡検査の詳細は、こちらをご覧ください。
上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について(PDF)
上部消化管内視鏡(胃カメラ)は、電話0357796603でも予約できます。
尚、腹痛などの腹部症状のある方は、まず副院長外来(外来表はこちら)でご相談下さい。
世田谷区胃がん(内視鏡)検診について
世田谷区在住で50歳以上の方は、世田谷区胃がん(内視鏡)検診を受けていただけます。検査の内容は、通常の保険診療と同じです。詳細は、こちらをご覧ください。
世田谷区胃がん検診(胃内視鏡)のご案内(PDF)
この検診を受けるためには世田谷区へご自身で申込みいただき、そのあと区から送られてくる受診票が必要ですので、以下のリンクよりご確認ください。
胃がん(内視鏡)検診 内視鏡による胃がん検診 | 世田谷区ホームページ (setagaya.lg.jp)
世田谷区胃がん検診(胃内視鏡)は、電話で予約を行います。
上記の受診券を受け取られたら、当院に電話0357796603でご連絡下さい。
● 下部消化管内視鏡(大腸カメラ)検査について
大腸がんは、がん死亡原因第2位(女性第1位、男性第2位、2022年)と、頻度の高い病気です。
一方、定期的に大腸カメラ検査を行っていれば早期に発見でき、根治療法が可能な疾患でもあります。つまり、大腸がんは定期検査で、死に至る可能性が少なくなる癌と言えます。
まだ大腸ポリープは大腸がんになることがあり、早期診断・治療が必要です。当院では、大腸ポリープ切除術も行っております。
- 1.当院では、検査時に静脈麻酔や鎮痛剤を使用し、少しうとうとした状態で検査を行います。これにより、痛みの少ない検査が可能です。麻酔薬の量は、患者さんの状況を見ながら調整していきます。検査後は、麻酔がある程度覚めるまでお休みいただきます。(お休みいただいた後も少しぼーっとした感覚が残ることがあります。このため検査当日は、自動車や自転車等の運転は控えていただきます。)
さらに消化器内視鏡専門医の高い技術により、苦痛の少ない検査が行えます。 - 2.検査時は正確な診断を行うため、空気をいれて大腸を膨らましますが、この結果腹部が張ってしまい、検査が辛いと言われる患者さんがいらっしゃいます。
当院では腹部の張りにくい炭酸ガスの送気システム使用することにより、しっかり診断ができると同時に張りを最小限に抑え、より苦しくない検査が行えます。 - 3.大腸カメラは、実際の画面をみながら診断をします。
当院の副院長は消化器内視鏡学会が認定する専門医として、画像の的確な評価、病変の早期発見に努めていきます。また病変があった場合は生検(病理組織検査)を行い、癌かどうかなど、より正確な診断を行います。 - 4.当院では、大腸カメラ検査にあわせて、同時に胃カメラ検査も受けることができます。
検査は先に胃カメラを行い、その後大腸カメラの検査をします。静脈麻酔や鎮痛剤を使用しますので、胃カメラも比較的楽に検査を受けられます。
検査予約時に、医師とご相談ください。
下部消化管内視鏡検査の詳細はこちらご覧ください。
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)について(PDF)
下部消化管内視鏡(大腸カメラ)ご希望の場合は、事前に副院長の診察を受けてください。
(外来表はこちら できたら午前11時30分までに受付をしてください)
診察時に検査の説明・検査の予約をするほか、検査前につかう下剤の処方、看護師より下剤の飲み方や検査前の食事制限の話をします。